ライブ配信で収益を安定化したいライバーにとって、SHOWROOMの「プレミアムライブ」は強力な武器です。
SHOWROOMのプレミアムライブはチケット制の有料配信機能で、設定と告知を正しく行えば通常配信より高い収益を狙えます。
ただし、設定を誤ると「配信が再開できない」「チケットが売れない」「アーカイブが公開されない」などのトラブルに繋がります。
この記事では、プレミアムライブの仕組み・開始手順・事前販売とタイムシフト設定・収益最大化のポイントを分かりやすく解説します。
SHOWROOMのプレミアムライブとは?

SHOWROOMのプレミアムライブは、SHOWROOMが公式ライバー向けに提供する有料配信機能です。
視聴者はチケットを購入して入場する仕組みです。
ただし、プレミアムライブをするためには以下の条件が必要になります。
- 公式ライバーのみ利用可能
- 所属オーガナイザーがプレミアムライブ契約を締結している必要あり
- ギフト・コメント機能は通常配信と同様に使用可能
- フルスクリーン演出で特別感を出せる
また、SHOWROOMのプレミアムライブを利用する時は、以下のようなシーンで利用すると効果的でしょう。
- 記念日・誕生日公演
- 歌枠・弾き語りライブ
- オンラインイベント
- 月1回の特別公演
SHOWROOMのプレミアムライブの始め方【最短手順】
アプリ版

- 配信画面で「プレミアムライブ」を選択
- チケット金額を設定
- 「ライブ開始」をタップ
PC版
- 配信開始前の画面で「プレミアムライブ」を選択
- チケット金額を入力
- 「ライブ開始」をクリック
価格の目安:¥500〜¥1,500 初心者ライバーの場合、この価格帯が最も購入率が高い傾向があります。
SHOWROOMのプレミアムライブで長時間配信の注意点
プレミアムライブは「特別公演」として長時間になるケースも多いですが、配信が途中で止まったときの再開ルールを知らないと、せっかくのチケット販売が無駄になることがあります。
1時間以内なら再開OK/超えると新規扱い
プレミアムライブでは、中断時間が1時間を超えるかどうかが重要な分岐点になります。
- 1時間以内の中断
→ 再開可能(同じライブとして継続) - 1時間超の中断
→ 新規ライブ扱い(再開不可)
つまり、機材トラブル・通信切断・アプリ落ちなどが発生した場合も、60分以内に再開操作すれば同じプレミアムライブとして復帰できます。
再開操作は「同一端末」「同一アカウント」から行うことが条件です。
別端末では新規扱いになります。
長時間配信を予定している場合の対応

2時間以上のプレミアムライブを計画している場合は、オーガナイザー(所属事務所)に事前申請しておくと、誤操作などの中断時に「再開対応」を受けられる場合があります。
- 対応可能なオーガナイザーか確認する
- 申請は配信1週間前までが目安
- 再開対応がない場合は、90分以内で区切る構成にしておくと安心です
例えば、 前半(1時間)+後半(30分)で休憩を挟む構成にすれば、トラブル時もリスクを最小化できます。
このように、1時間ルールと事前申請の有無を把握しておくだけで、長時間公演の失敗リスクを大幅に減らせます。
SHOWROOMのタイムシフト設定で売上を伸ばす
SHOWROOMの「タイムシフト」機能を有効にすると、リアルタイム視聴できなかったファンがアーカイブを購入視聴できます。
とくに社会人・主婦層ライバーでは、タイムシフト売上が全体の2〜4割を占めることもあります。
設定手順

- SHOWROOMトップ左上[≡]→[配信管理]
- 「プレミアムライブ予定管理」を開く
- タイムシフトを「有効」に設定
- 公開開始・終了日時を設定
ポイント
- 公開開始は開演60分後以降に設定必須
- 最大公開期間:28日間
- 公開前のみ設定可能(公開後は変更不可)
SHOWROOMのプレミアムライブ事前販売機能の活用法

事前販売(前売りチケット)を設定すると、ファンが事前に予定を組んで購入でき、売上を前倒しできます。
手順
- [≡]→[配信管理]→「プレミアムライブ予定管理」
- [新規予定作成]→ 以下を設定
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 一般チケット価格 | 当日販売価格 |
| 前売りチケット価格 | 任意設定(割引も可) |
| 開場/開演/終演予定 | すべて必須 |
| 販売期間 | 販売開始・終了を指定 |
| 関係者視聴コード | 任意 |
| 公開ステータス | 公開後は編集不可 |
公開後はキャンセルできません。 時間設定ミスには注意しましょう。
SHOWROOMのプレミアムライブ成功の3原則
プレミアムライブを成功させるには、通常の配信とは異なる“体験価値”をどれだけ提供できるかが重要です。
SHOWROOMでは特に「特別感」「告知設計」「価格設計」の3つが結果を大きく左右します。
ここでは、すぐに実践できる成功ノウハウをまとめました。
内容に“特別感”を出すことが最大の武器になる
プレミアムライブが売れるかどうかは、通常配信との差別化が明確にできているかでほぼ決まります。
「この日だけしか見られない」「購入した人だけの体験がある」 この独自性が購入率を大きく引き上げます。
特別感を出すテーマは次のようなものが人気です。
- カラオケ曲を限定公開する“特別ステージ”
- 活動開始日の周年ライブや誕生日イベント
- 朗読や弾き語りなど、世界観に没入できるライブ
- 人数を制限した“VIPトークショー”
- 歌・メイク・トーク術などのオンラインレッスン
- ファンと一緒に企画を作る参加型ライブ
重要なのは「このライブを買う理由」を明確に提示することです。
特典アイテム、スクショタイム、限定メッセージなど、購入するメリットを丁寧に伝えましょう。
告知は「1週間前 → 3日前 → 当日」の3段階で戦略的に設計する
プレミアムライブは“告知の質”が成功の鍵を握ります。
急な告知では十分な参加者が集まらないため、事前に計画的に案内することが重要です。
効果的な告知スケジュール
- 1週間前(ファンの予定確保)
公演日時とテーマを発表して、視聴者に予定を空けてもらう期間です。 キービジュアルや告知画像を用意できると効果が高まります。 - 3日前(内容の魅力を伝える)
見どころ・特典・限定要素を伝えるタイミングです。 感情に訴える文章を使うと購入率が上がります。 - 当日(最も購入が伸びる)
「今日が本番です」と丁寧にリマインドし、購入リンクを必ず添えます。 SHOWROOMでは当日購入が最も多い傾向があるため、ここが重要ポイントです。
価格設定は“参加しやすさ”を最優先にする
価格は集客に直結するため、まずはファンが参加しやすい価格帯から始めることが成功への近道です。 経験値が上がるにつれて段階的に値上げしていく方法が最も安定しています。
| 公演タイプ | 価格目安 |
|---|---|
| 初回・練習回 | ¥500〜¥1,000 |
| 通常特別公演 | ¥1,500〜¥2,000 |
| 限定・周年公演 | ¥3,000〜¥5,000 |
高めの価格を設定する場合は、
- その金額にした理由
- 得られる体験の特別性
- 限定特典の明示
をセットで提示すると納得感が高まり、購入率も安定します。
例
- 周年記念のためバンド編成で収録しました」
- 「限定20名の特典ボイス付き」
- 「撮り下ろし映像+限定サイン画像をプレゼント」
ファンが“金額以上の価値”を感じるよう、価格と内容のバランスを丁寧に設計しましょう。
ライバー事務所を活用してサポートしてもらおう!
プレミアムライブは設定項目が多く、初挑戦ライバーがつまずきやすい機能です。
最近では、販売戦略・価格設計・告知文作成までサポートする事務所の活用が増えています。
Neo Brightは以下の点で多くのライバーを支援しています。
- 個性を活かすマネジメント体制
- 元トップライバーによる実践育成
- イベント・特番の企画サポート
- プレミアムライブの設計・販売戦略支援
「収益を安定させたい」「チケット販売を成功させたい」ライバーは、相談してみる価値があります。
公式LINEからいつでも無料相談が可能です。
プレミアムライブに興味がある方は相談してみるのをお勧めします。
よくある質問
フリーライバーでも利用できますか?
できません。
公式アカウントで、かつオーガナイザーが契約している必要があります。
チケット価格は変更できますか?
公開前のみ変更可能です。
タイムシフトだけ公開できますか?
できません。
プレミアムライブのアーカイブとしてのみ公開されます。
前売りチケットは設定すべきですか?
はい。
販売期間を延ばすほど購入率が上がり、安定収益化につながります。
まとめ
SHOWROOMのプレミアムライブは、ライバー収益を最大化できる主力機能です。
特に次の3点を実践すれば成果が出やすくなります。
- 内容に“特別感”を出す
- 告知を計画的に行う
- タイムシフト・事前販売を活用する
設定は少し複雑でも、慣れれば「月1公演」で安定収益を生む強力な仕組みになります。
必要に応じて、Neo Brightのようなサポート事務所と連携し、より確実にステップアップしていきましょう。

